株式会社BusinessTech（代表取締役CEO 三浦 一大、以下「当社」）は、当社が運営する経営課題を解決する提案クラウド®「ビジクル」を、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(取締役社長 五島 久、以下「FFG」)の事業者向けポータルサイト「BIZSHIP」へ2024年2月より提供を開始いたします。
「ビジクル」の非財務領域の経営診断や課題解決事例などのコンテンツデータをAPI連携し、事業者向けポータルサイト「BIZSHIP」のユーザであるお客さまへ提供することで、「BIZSHIP」の既存サービスによるユーザ体験と一体感を持ち、これまでよりも幅広いお客さまの課題を見える化し、経営課題解決に貢献いたします。なお、本取り組みは「ビジクル」からAPI連携でコンテンツ提供を行う初の事例です。

　ポータル連携版「ビジクル」は、お客さまの利便性向上やポータルサイトの活性化を目指し、金融機関のお客さまにデジタル接点から経営課題を見える化して、直接、最適な経営支援ソリューションを届けることが可能なサービスです。当サービスをAPI連携で金融機関に提供することで、ポータルサイトのUI/UXを維持した上での非財務領域の経営支援コンテンツの拡充が実現いたします。

　FFGは、デジタル技術の進展に伴うお客さまの行動変化や社会構造の変容に柔軟に対応するため、デジタル技術を積極的に活用したDX推進に取り組んでいます。
　FFGが日本アイ・ビー・エム株式会社（代表取締役社長 山口 明夫、以下「日本IBM」）と戦略的パートナーシップのもとで構築している事業者向けポータルサイト「BIZSHIP」は、銀行取引のデジタル化に留まらず、デジタルコミュニケーションによるお客さまとの一層の接点強化、法人顧客の財務起点の経営課題導出から解決ソリューションを一気通貫で提供およびデジタル空間におけるお客さまの行動データなどを可視化する次世代型のオープンな金融機関プラットフォームです。

　この度の連携では、FFGが既に実装している財務起点の経営診断機能に、「ビジクル」の非財務領域の経営診断機能を導入することで、財務、非財務の両面から顧客の幅広い経営課題を可視化いたします。また、FFGの担当行員は診断結果をもとに、「ビジクル」と「BIZSHIP」の経営支援ソリューションや経営支援のノウハウ、コンテンツを利用して、最適な課題解決方法を提案いたします。
　金融機関のお客さまの課題に対して、財務、非財務の観点から課題解決をサポートする仕組みを構築し、当社とFFG、日本IBMとの共創で地域金融機関のデジタル接点にフォーカスした新たなビジネスモデルの創出を目指してまいります。また、本取り組みで収集・蓄積したデータを活用して、お客さまが抱える高度で多様な経営課題の解決に、より一層貢献できるデータフィードバックを進めて参ります。

今後も全国の地域金融機関との連携を加速し、中堅・中小企業のDX推進や経営課題の解決に「ビジクル」を通じて貢献してまいります。